珈琲を飲もうか

カフェ・ポレポレ堂に纏わるあれこれ

「無料(サービス)慣れ」の話し

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ネットでの買い物で「今なら送料無料!」なんて謳い文句も耳慣れた昨今。感覚も麻痺している事に気づかされる。

無料なんて、あるわけがない。送料は商品の金額にしっかり含まれている。ネットショップは郊外の地代が安いところに大きな倉庫を持っているか、メーカーより直送。商品を綺麗に並べて見せる家賃の高い店舗も、商品説明ができるスキルを持った店員もいらない。1番高いと言われる人件費をもとことん削ることができるから、送料込みでの安価でも意外や儲かるようだ。ただし、この「無料」を本気で信じている人もいる。メルカリという個人売買のフリマを利用した時のこと。ちょっとしたものを560円(この内1割がメルカリの取り分になる。極悪。)、送料別で出品したところ「送料込みでこの値段にならないか」との交渉メッセージが来た。この人はそもそも送料がかからない(ように見せかけた)サービスに、感覚が麻痺しているのだ。品物は60サイズ(縦横高さの合計サイズ)で、送料だけで600円かかるため、交渉には応じられない旨を丁寧に説明したところ、それきり返事が来なかった。誰かが運んでくれる以上、お金はかかるもの。無料なんて言葉を信じちゃいけないよ、と思った。

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これはリサイクルショップで800円で買ったものだけど、値段を調べたら定価1万6千円の品だった。😳定価を知ったら手放せなくなった…笑